初体験

飛行機の機内って、
飛行中、免税品買えますよね。
このあいだ、はじめてあれを買ってみました。


こんなもん買うやついるのかなんて
思っていたんですが、
あれじつは、買うとめっちゃうれしいですよ。
なんでうれしいのかよくわからないんですけどね、
うれしいんですよ。
日本円で普通に買えました。


なんでうれしいんだろうなあ。
ずっと考えてるんだけど、答えが見えない。
なんかのヒントになりそうなのになあ。
ちなみに商品は、その場でもらえます。
たぶん、うれしさのもとはそのあたりにあるはず。

乗りもの

先日帰国する機会がありました。
上海の浦東空港から9時の便で、成田着。
その後、日を空けて愛知に行く、という
出発前から「移動が多いだろうなあ」と
想像できるような工程、全4日。


で、結果、
地下鉄⇒リニア⇒飛行機⇒電車⇒
車⇒新幹線⇒電車⇒飛行機⇒バス、
という、もう何km移動してんだか
わからなくなるくらい。
よく痔にならなかったなと
自分を褒めたくなりました。


この移動だらけの中で、
いまさらながら
東野圭吾を初めて読みました。


時間が長かったのもあるけれど、
めっちゃおもしろくて
3冊も読んでしまった!
「兄弟」って単語を
「きょうだい」って
平がなで書いていたのですが、
あにおとうとの意味あいが強くなるから
なのでしょうか。ちょっと違和感。


悪意 (講談社文庫)

悪意 (講談社文庫)

夜明けの街で (角川文庫)

夜明けの街で (角川文庫)

名探偵の呪縛 (講談社文庫)

名探偵の呪縛 (講談社文庫)

中国のネットユーザーの声

中国国内に住むネットユーザーが書く
ブログやBBSの書き込みを
日本語に翻訳してくれているサイトがあります。


ここ


先日載せた記事の知人も
ここで書いているんだけど、
偏った意見は載せないし
意訳もしないらしい
(語彙は勉強中だと思うけど)。


なるほど!
と思うものから
マジで?
と疑いたくなるような意見まで
いろいろあるけれど
そのどれも興味深くて、
それらを読んだあとに
日本のBBSやブログを見ると
いろいろなことをおもってしまう。
生々しくて、おすすめです。

実際、中国の人って今回の地震をどう思ってるんだろう? という話

中国語のブログや掲示板を
翻訳する仕事をしている知人と
食事をしていたとき、
今回の地震の話になりました。


「実際、どうなの? 中国のネットではどういうリアクションが多い?」
中国語のサイトを読みきる語学力もないし、
そう思って聞いてみた。


「うーん…。」
とちょこっと考えた後で彼は
「僕が見た限りでは、っていうことだけど」
と前置きしたあとで、
「"ざまあみろ!"が7割で"がんばれ!"が3割かな」
と言っていた。


自分は広告をつくっているから
「はじめから発信者に作為がある情報」
に慣れすぎているし
情報には作為が含まれるもんだと
思ってしまうのだけれど、
そういうのは時として叱られるものだよなと、
ぼんやり思ったのでした。

上海に住む自分の半径2mの反応

地震が起きて3日程度は、
やっぱり上海市内でもトップニュースでした。
朝起きてTVをつければ、
まず日本の状況が流れている。
義援金の受付や被災地の映像と合わせて、
専門家のコメントが紹介されてる。
地下鉄の各駅にはTVモニタがあり
そこでも同じような情報が流され続け、
電車を待つ人はそれをじっと見ている。
もちろんどういう心境なのか
本当のところは分からない。
中国人の友人がメールをくれたり、
街にいる欧米人も日本のことを話していたけど、
どれくらい自分自身に影響してるのかは
結局誰も分かっていない気がした。
ただ、かなりシビアに状況を見て、
それが自国まで影響すると分かれば
どの程度影響するのかを知りたくなる、という
当たり前の反応が起こっていた気がします。
3日たったら、もうトップではなくなっていました。
特集でやや流されるけど
合間に逐一確認してる、といったかんじ。


国外にいるからTVが見れなくて、
ネットで必死に情報を集めました。
確実に100%正しいと断言できる情報なんか
この状況じゃなくても手に入らないよな、と
改めて実感。けれど、
起こっていることに少なくとも詳しい人が
事実だけを書いたドキュメントは存在していて、
それを加工せずに伝えることが
やっぱり大切なんじゃないかとかんじました。

路上にて

上海では
路上でいろいろモノを売ります。


たとえば、
路上屋台の串焼き屋は有名。
ワンブロックにひとりふたり、
焼き鳥屋の焼く部分だけ
のような台をこさえたおじさんが立っていて、
野菜や肉を正面に並べる。
「選んだら、焼きますよ」というわけですね。
深夜にもなると、
けっこうな人が買っていく。
夏場は衛生的にわるそうで
さすがに食べないけど、
冬場はちょこちょこ、食べます。
わりとおいしい。
一本20円くらい。


なぜかスリッパとかもよく売っている。
駅の階段ではハンカチが並んでいたり、
雨が降れば傘を売っていたりする。


休みの日の行楽地ちかくなんかは、
風船を束で持ったおじさんもいる。
このあいだたまたま通った
旧万博地跡にいたおじさんは、
もうそのまま
浮いちまうんじゃないかってくらい
風船を持ってた。


そういえば昔、
自分が住んでいた大阪の吹田という街で、
ピエロの格好をしたおじさんのシールが
いろんなとこに貼られていたことを思い出す。


たしか探偵ナイトスクープで
調べられていたような。
正体は不動産屋の
おじさんだったような。


写真

中国の子どもや大人に
カメラを向けると、
わりと笑って撮らせてくれる。


日本で
子連れの親子を見かけて、
知人でもない自分が
その子の写真を撮ろうものなら、
もうほんとうに、
ほんとうに冗談じゃなくて
通報されそうな気がします。


そういう意味では、
見知らぬ人に対する
疑いや不安が少ないのかもしれない、
中国のひとたち。


だからなのかなんなのか、
地方に行ったりして子どもに
カメラを向けたりすると、
子どもがなぜか異様に興奮しだして
あげくに走りだすことがある。


「撮れねえから、止まってくれ」
って言っても、
狂気のように笑い出してよけい走り出す。
だから、けっきょく
撮れるのはブレた後姿だったりする。